1600万人以上を対象としたコホート研究の結果から、胃内視鏡検査受診により、胃がん死亡率が、未受診者に比べ、 47%減少したことがGastroenterology誌に報告されました。
胃内視鏡検査は、胃X線検査と比較して死亡率が23~33%に抑制されており、胃がん抑制効果に優れています。
当院では、胃カメラ(上部消化管内視鏡検査)および大腸カメラ(下部消化管内視鏡検査)を行っております。
以下のような症状や状況がある方は、早めの受診をおすすめします。

*胃内視鏡検査は、お電話またはWEBにてご予約ください。
胃がんはかなり進行するまで自覚症状に乏しい病気です。できるだけ早い段階で検査を受けましょう。
胃内視鏡検査(胃カメラ検査)は、ガンを早期に発見するための最も有効な検査法です。
胃がん以外にも潰瘍やポリープなど様々な病気があります。
これらを早い段階で発見するためには、胃カメラ(胃内視鏡検査)を行う必要があります。
特に、ご家族に胃がんになった方がいる、ピロリ菌に感染しているなどリスクが高い方は、症状がなくても定期的に胃内視鏡検査を受けていただくことで胃がんの予防や早期発見につながります。
また、ピロリ菌感染の有無を調べることができますので、ピロリ菌陽性の場合は除菌治療を受けることで胃がんの発症リスクを抑えることができます。
症状がない方でも、胃がんリスクが上昇しはじめる40歳を過ぎたら、胃内視鏡検査を受けるようにしましょう。
胃がんは、早期に発見できればおなかを切らずに内視鏡で治療が可能、根治率もほぼ100%です。また、内視鏡で治療できなくても、病期が「I」で外科手術できた場合の5年生存は約91.5%と高水準です。早期の胃がんは自覚症状に乏しいため、胃に少しでも違和感を感じたら、内視鏡検査を受けましょう。
出典:院内がん登録生存率集計結果閲覧システム
Gastric Cancer. 2017 Sep;20(5):834-842. doi: 10.1007/s10120-017-0699-4. Epub 2017 Feb 15.
2023年の統計では、胃がんは50代から増え始め、60代で約3倍に増加し、70代で最も多くなります。男性は女性の約2倍かかりやすいこともわかっています。
その大きな原因の一つがピロリ菌感染です。ピロリ菌は主に幼少期に感染し、長い年月をかけて胃に慢性的な炎症を起こします。その結果、胃の粘膜が傷つき、60代以降になって胃がんを発症しやすくなります。
現在の若い世代は衛生環境の改善によりピロリ菌感染が減っていますが、シニア世代では依然として胃がんへの注意が必要です。
ただし、過去にピロリ菌に感染していても悲観する必要はありません。ピロリ菌の検査・除菌や定期的な胃カメラ検査によって、胃がんの予防や早期発見が可能です。
また、若い方でも「スキルス胃がん」などを発症することがあるため、気になる症状がある場合は早めに受診しましょう。

胃や大腸の病気は、初期には症状がほとんどないこともあります。
定期的な内視鏡検査を受けることで、がんや潰瘍、ポリープなどの病気を早期に発見し、適切な治療につなげることができます。

当院では、患者さまの負担をできるだけ軽減できるよう、苦痛の少ない内視鏡検査を心がけております。
鎮静剤を使用した検査にも対応していますので、不安のある方も安心してご相談ください。